2025-01-01から1年間の記事一覧
『新ドイツ零年』12/25(木)13:50〜シアター・イメージフォーラム 1989年11月9日のベルリンの壁崩壊の翌1990年、東ドイツに30年間潜伏していた老スパイのレミー・コーション(エディ・コンスタンティーヌ)は軍情報部から「すべては終わった」と告げられ、勧…
『モンテ・クリスト伯』11/18(火)10:10〜TOHOシネマズシャンテ 将来有望で婚約者も射止め、順風満帆だった若き航海士エドムン・ダンテス(ピエール・ニネ)。しかし策略によって無実の罪で投獄されてしまう。囚われの身となり、鬱屈が続き年月が過ぎるも、や…
『落下の王国』11/21(金)14:15〜Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下 スタントマンは落下する。職業としての宿命である。落下ができなければ役者としての存在意義が危うくなる。時は1915年。撮影時の落下で大怪我を負い、身動きできないスタントマンのロイ・ウォー…
『WEAPONS/ウェポンズ』12/4(木)8:05〜新宿ピカデリー ネタバレ厳禁につき限定された感想となる。学校の教室ひとクラス17人が夜中2時17分に一斉に失踪、行方不明になってしまう。この事件を起点に『IT』のようなスティーブン・キング特有のジュブナイルホラ…
『TOKYOタクシー』11/26(火)11:40TOHOシネマズ渋谷 話しかけんなオーラが消えた木村拓哉が格好良い。やはり木村拓哉も格好悪さが格好良くなってきた。今では貴重な銀幕スター俳優なのである。 私立高校推薦での入学資金は心配するな、お父さんがなんとかする…
『トロン:アレス』 10/13(月)8:25〜10:40 TOHOシネマズ新宿 【ネタバレ注意】 今作は『トロン:オリジナル』『トロン:レガシー』に続くシリーズ3作目となる。先に率直な感想を述べれば、『トロン:アレス』は前2作を超えてずば抜けて面白かった。夜の大都会の…
『秒速5センチメートル』 10/12(日)8:35〜10:50 新宿ピカデリー 【ネタバレ注意】 原作アニメは3つの話に分かれた構成になっていて時系列に物語が進んでいるが、この実写版は全体的にシャッフルされた形となっている。断片化された「桜花抄」の後編?の雪が…
『火喰い鳥を、喰う』 10/6(月)8:05〜10:40 TOHOシネマズ新宿 【ネタバレ注意】 原作既読。この作品は原作を若干の改変を施しつつ実写映画化したことによって、映像としての削ぎ落としにも成功していて、結果なかなかの傑作となった。 久喜家の墓石に刻まれ…
『宝島』 9/22(月)8:30〜11:55 TOHOシネマズ新宿 沖縄に関して語られる歴史は、現在の状況にも影響を及ぼしている問題を常に抱えている。この作品の核心に迫る問題に限定すれば琉球処分と米軍基地問題となるであろう。グスク(妻夫木聡)がことあるごとにヤ…
鑑賞日時:9/14(日)8:00〜映画館: 新宿ピカデリー この作品がなかなかの傑作であったことを匂わしたく、逆説的だけども、まず先に身も蓋もないことを言っておきたい。数々の名曲を残した天才作曲家と言われる歴史的人物の実像は人間が人間である限り、多かれ…
『遠い山なみの光』 鑑賞日時:9/7(日)8:15〜 映画館: 新宿ピカデリー 【ネタバレ全開】 1980年代イギリスの田舎。作家志望のニキ(カミラ・アイコ)は作品作りの題材として母・悦子(吉田羊)に、渡英する前の長崎での生活を語って欲しいと懇願する。いつま…
『海辺へ行く道 』 鑑賞日時:8/31(日)8:00〜 映画館: 新宿ピカデリー 『ウルトラミラクルラブストーリー』(2009年)で松山ケンイチのぶっ飛んだ"ご当地"演技を目撃してしまい、『いとみち』(2021年)では弘前の女子高生役駒井蓮の内気で人見知りの性格描写…
『8番出口 』 鑑賞日時:8/30(土)8:45 映画館: TOHOシネマズ上野 【ネタバレ全開(ごめんなさい)】 おそらく朝の通勤ラッシュの時間帯だろう。地下鉄の車内では泣き止まない赤ん坊に苛立った鬼畜サラリーマンらしき男が赤子を抱いて座っている母親に向かって…
鑑賞日時:8/23(土)18:55映画館: TOHOシネマズ日本橋 【ネタバレ御免】 父「お姉さんに似てきたな」イヴ「…あまり覚えてない」 バレリーナ人形が回るオルゴールのオモチャを両手で抱えつつ顔半分が血に染まった少女・イヴ(ビクトリア・コンテ)の回想で物語…
『そよいち』(人形町)8/20(水)17:30ポークソテー(ライス、豚汁付)2200円 人形町駅のA2出口。つまり玉ひでの角から須賀屋果実店側に渡り、サルヴァトーレ・クォモBAR方面まで歩いたら路地を左折し進んでさらに裏路地を右折すると店前に辿り着く。 L字型の…
『とをみつ』(渋谷) 8/14(木)11:30 アジフライ定食1250円 この日はユーロスペースで映画鑑賞。上映開始まで1時間ある。ならば腹ごしらえしようと道玄坂からBunkamura通りにある『とをみつ』を訪れた。おばんざいバーとしてのコンセプトが特徴らしく、なる…
『NIGIHAYAHI TEA』 8/14(木)15:00 奥渋。奥渋谷という。渋谷駅から神泉を超えて神山町、さらに富ヶ谷まで広がっている。静かな商店街。しかし今回、富ヶ谷方面から来た私にとっては奥渋谷というよりはフロント渋谷となる。なにが最高って渋谷駅前をファミリ…
『近畿地方のある場所について』 鑑賞日時:8/8(金)8:00〜 鑑賞映画館:新宿ピカデリー 【ネタバレ御免】 あるオカルト雑誌の編集者が行方不明になってしまった。同僚の編集者・小沢悠生(赤楚衛二)と女性記者・瀬野千紘(菅野美穂)は失踪した編集者が残…
『長崎 -閃光の影で-』 鑑賞日時:8/3(日)8:25〜 鑑賞映画館:TOHOシネマズ新宿 【ネタバレ御免】 1945年の長崎。大阪空襲のため休校となり、帰郷していた看護学生の少女たち。田中スミ(菊池日菜子)と大野アツ子(小野花梨)と岩永ミサヲ(川床明日香)の3…
『ストレンジ・ダーリン』鑑賞日時:7/24(木)12:40〜鑑賞映画館:新宿バルト9 森の鬱蒼とした茂みの中から鮮やかな赤色のスクラブを着たウィラ・フィッツジェラルドが悲壮感を漂わせて逃走する。銃を携えたカイル・ガルナーが執拗に女を追いかける。男はシリア…
『IMMACULATE聖なる胎動』 鑑賞日時:7/26(土)18:40〜 鑑賞映画館:ヒューマントラストシネマ渋谷 冒頭のシーン。若いシスターが闇夜に修道院から脱出を図るも門外へ出たと思いきや脚を掴まれ院内に連れ戻されてしまう。棺桶なのか?土で固められたような閉所…
『アデュー・フィリピーヌ』(1962年)鑑賞日時:7/13(日)17:45~鑑賞映画館:ユーロスペース(渋谷) 【ネタばれ少々】 今まで時折ユーロスペースで繰り返し上映されてきたものの、一日に一回だったり期間が短かったりと機会を逃していたが、今日ようやく鑑…
『この夏の星を見る』鑑賞日時:7/6(日)8:25〜鑑賞映画館:新宿バルト9 青春には人生でたった一時期しか持つことができない有り余る熱量というものがある。しかし青少年たちの躍動は無念にもコロナ禍による社会的な制約に塞がれてしまった。学校行事、放課後、…
『夏の砂の上』 鑑賞日時:7/5(土)8:35〜 鑑賞映画館:TOHOシネマズ日本橋 【ネタバレ少々御免】 陽炎が立ち込める極暑の夏。 坂の多い長崎の街。 無職の小浦治(オダギリジョー)は無精髭をたくわえ、ともすれば見窄らしさも甚だしい風貌で、日課となっている…
『BLUE LEAF CAFE』(上野)日時:7/2(水)17:30抹茶フレンチトースト 銀座線の上野御徒町駅から中央通りを上野動物園方面へ歩いて2、3分。サイゼリヤを過ぎたあたりでauショップの1階のカフェスペースが『BLUE LEAF CAFE』だ。店内はなかなかゆったりとした雰…
『でっちあげ~殺人教師と呼ばれた男』鑑賞日時:6/29(日)8:25~鑑賞映画館:TOHOシネマズ新宿 他にも優先的に鑑賞したい作品がいくつかあるはずなのにも関わらず、綾野剛の演技の奇怪ぶりだけを目撃したいといった衝動的な思いつきで前日の夜遅くに急遽シネ…
『ルノワール』 鑑賞日時:6/21(土)21:50〜 鑑賞映画館:新宿ピカデリー 【少々ネタバレ】 まことに"映画的"な映画作品。久しぶりに出会ったような嬉しさ。そこには物語りを優先としない映像の断片を連続させた、印象に残る表現が随所に散りばめられている。 …
『ドールハウス』 鑑賞日時:6/19(木)18:35〜 鑑賞映画館:TOHOシネマズ新宿 【ネタバレ御免】 誰もが「ふーん、そうだね。知ってる。」と軽くスルーしてしまうところに古典的でありきたりだけど、やはり怖さの核心なので今のうちに強調しておきたい。 それは…
『リライト』 鑑賞日時:6/14(土)18:45〜 鑑賞映画館:TOHOシネマズ新宿 原田知世が主演を演じた大林宣彦監督作品の1983年実写版『時をかける少女』のあるシーンにおいてタイムリープは可能ではあるけれど、タイムパラドックスには陥らないように巧妙に設定さ…
『黒蜥蜴』 鑑賞日時:6/12(木)19:00〜 鑑賞映画館:ル・シネマ渋谷宮下 黒蜥蜴・緑川夫人(丸山明宏)が隙を突いて奪った拳銃を構えて、目の前で立ちすくむ明智小五郎達に言い放つ。 「手を上げなさい。ラジオ体操のように元気よく」 …面白い。実に面白い。 …