会社帰り
雨上がりの街の通りは
無機質な夜の灯りが
濡れたアスファルトに
静かに佇むように
反射していた。
もう3月
今日は『啓蟄』。
長い長い
冬ごもりをしていた虫達が
春の訪れはまだかいな
とばかりに這い出してくる。
というか
草木が芽吹く季節の到来と
いっても良さそうで
春の陽射しを
待ち遠しく思いながらも
日々の現実は
ひたすら目の前の
仕事をこなすだけで
空を眺める余裕もなかったりする。
一日の出来事に
感情を浮き沈みさせて
人の優しさを求めるような
そんな晴れた日の街角散歩も
これからはいいかも。
春よ
早よ来い。