ネオヴァンドーム 1.48.6
12.8-11.1-11.4-12.3-12.8-12.4-12.0-11.7-12.1
内へ切り込むことのリスクはある意味賭けであって
うまくいくかどうかわからない。
でもネオヴァンドームの脚はまだ充分あっただろうし
騎手はいかにその馬の行き脚をコントロールするか。
ただ直線的に前へ進みたい馬を騎手は瞬時の判断で
横の動きとして、その進路を決めなければならない。
デムーロとしてはクォークスターの外で充分間に合う
確信があった。多分並びかけるまでもなく抜き去る
手ごたえを感じていたに違いない。
でも川田騎手のステージプレゼンスがその前に
ネオヴァンドームの外に並び被さり、結果的に
デムーロは外へ出せなかった。
デムーロが見事だというのはその巧みな内への
進路変更とともに道中のペース判断と位置取り。
あれなら突き抜ける脚は有り余るほど残る。
未勝利後で勝ちしか許されなかったネオヴァンドーム
はこれで賞金的に充分クラシックで戦える。
2着ではローテ的に苦しかったのだ。
つまりデムーロはここぞというところでは
クラシックに繋げるレースをしてくれるのだ。
乗ってくれる馬をクラシックに繋げてくれるのだ。
ラップ的にはレインボーペガサスが勝った2年前の
様相に酷似している。その時の2着はスマイルジャック。
ダービー2着馬だ。
問題は2着以下の馬。
僕はね、思う。
もしもし、ネオヴァンドームがスムーズにクォークスター
の外に出せていてステージプレゼンスと並んで
馬場の外をゴールしていたらどうだっただろう。
レーヴドリアンは確かに、ヨれていたステージプレゼンス
はかろうじて交わしていたかもしれない。
2着は変わらないかもしれない。
いや、もしかしたらこの2頭の壁にぶち当たっていたかもしれない。
何が言いたいのかというと、タラレバで無意味なこと
は言うつもりはない。
メジャーテースト熊沢騎手の作った淀みない流れ、
クォークスターの早仕掛け、インペリアルマーチの
弱点カバーとしての、これからの脚質の指針を決めた先行策。
レーヴドリアンのいわゆる異次元の追い込みはこれらの
要素が絡み合った、他力本願的なものがあって、
それは確かに異次元でも、現実味のない錯覚のようなものだと。
このままでは錯覚に目覚めないまま春は過ぎてしまう。
そしてクォークスターとインペリアルマーチは
位置取りと仕掛けのタイミングからこの厳しいラップ
では仕方がない。これからも充分期待できる能力は
確保しているとみた。
シックスセンスだってこのレース4着だったし。
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