4/14(火)11:00
『四月大歌舞伎』
観賞劇場:歌舞伎座
【演目】
幕間4回
1.廓三番叟
2.裏表先代萩
・花水橋、大場道益宅
・足利氏御殿、同床下
・問注所小助対決
・控所仁木刃傷
四月大歌舞伎。今回は3階中央扉の33番と端の席を取れたのがありがたい。幕間で弁当を食べるときに真っ先に休憩スペースの奥の壁際の席を確保できるからだ。今月は銀座ひらいの穴子の押し寿司(画像2枚目)。抜群に美味かった。
さて演目。まず『廓三番叟』は、これはもう梅玉さんはじめ、遊郭の華やかさを表現した舞踊は素晴らしいけれど、福助のほとんど左手だけの動きが常に目に入ってしまい、なかなか集中できなかったのが正直な感想。しかし立ち姿まで見せてくれたことで奇跡の復活を果たしたのは間違いない。明らかに身体が精神のコントロール下に在ることの証なのだ。
通し狂言は『裏表先代萩』。所謂、市中の殺人事件と武家の忠義を表現した時代物と世話物が合わさったような内容だ。なんといっても八代目菊五郎の三役ぶりが圧巻。中でも乳人政岡の飯炊きの場面では、足利家幼女の身代わりとなって亡くしてしまった息子を抱き抱える悲壮感極まる母親としての叫びの演技は、偶然にも先日映画鑑賞したばかりの『ハムネット』のワンシーンを即思い出してしまい不意にも感極まってしまった。



