
訪問日時 6/20 11時頃
独りなのでカウンターに座る。一指禅ラーメン(670円)。
ランチということで5種のサービスから半ライスや味玉をチョイス。
麺の固さを"バリカタ"に設定。
濃いクリーミーなスープがひと際目に焼きつく。
海苔が1枚にメンマ、チャーシューの基本構成。
バリカタとかハリガネという言葉が使え、スープの色など、
一見博多の豚骨と比較すべきものかと思考を巡らすものの、いや、やっぱり全く別物なのだ。
スープの臭みは全くないと言っていいし、麺はちぢれ麺を使用している。
「一指禅」の完全なオリジナルラーメンと理解している。
スープをひと口飲むと、まず塩っ気が伝わるも、
かなりまろやかな仕上がりで豚骨の旨みは十分に堪能できて
あっさりとしていて尖ったところのない、
身体に優しい一指禅の健康指向が理解できる気がする。
ネギが無料でいただけるのが嬉しく、適量入れてアクセントをつける。


基本豚骨は博多を超えて久留米のあの豚骨の臭みを極限に引き出し、
スープもジャリジャりと砂状と化した髄を味わうのが好みではある。
しかし同じ豚骨でも全く真逆のベクトルを向いた、この一指禅のオリジナルの豚骨も
かなり美味しいと思うところがあり、実はもう何度も通っていて、
スタンプカードも結構押してもらっている有様だ。

辛子高菜も自家製のオリジナルの色濃く個性的で、かなり辛くて美味い。
ご飯が何杯もいけそうで、今後別途買って持ち帰ろうと思っているくらいだ。
常に繁盛していて時間帯によっては並ぶこと必至で確かにこの完成度レベルならば納得いく。
今後も大切にしたいお店である。
一指禅 ふじみ野店 (ラーメン / 上福岡駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5